過払い金返還請求(不当利得返還請求)をすると、戻ってきた過払い金で他の債務を返済したり、手元にお金を残せるメリットがあります。また弁護士や司法書士に依頼した場合は債務整理の受任通知を債権者に送るので、直接の取り立てや督促がなくなります。
ブラックリストに載ってしまうデメリットはありますが、借金をなくす(減額する)ことからすれば小さな問題ではないでしょうか。
■過払い金返還請求手続きの流れ
1 取引履歴開示の請求
債権者、つまりサラ金側に「いつ・どこで・どの金額を借りたか」という取引明細の開示を請求します。
2 引き直し計算
開示された取引履歴から利息制限法に基づいた金利で計算し直し、実際に払った金額と債務の残額によって過払い金が発生しているのかどうかを調べます。個人では難しい場合、弁護士などの専門家に任せるのがベターです。
3 過払い金の返還請求
過払い金が発生した場合には、債権者側へ過払い金返還の請求(過払い金返還請求通知書を送付)をします。
4 和解交渉
債権者側と支払いに対する金額や期間、時期などで和解の話し合いをします。交渉がまとまれば和解締結になります。
5 訴訟(和解成立しない場合のみ)
和解が成立しなかった時には、裁判所に過払い金返還請求訴訟を申立てします。金額が140万円以下は簡易裁判所に、140万円以上は地方裁判所の取扱いになります。これでも決着が付かないときは、他の債務整理方法を検討していくことになります。
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